手巻き式時計について

機械式時計は自動巻きだけではない!手巻き式時計の魅力

機械式時計と言うと、自動巻きを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。機械式時計の主流となりつつある自動巻き時計ですが、そのメリットは、腕につけているだけでゼンマイを巻き上げてくれることです。つまり、つけていれば時計が止まってしまうことがありません。これこそ手巻き式時計との大きな違いですが、同時に、そこには手巻きでしか味わえない魅力が欠けてしまっているということが言えるかもしれません。手巻き式時計では、つけるときにゼンマイを巻き上げ、必要に応じて時間を合わせなくてはなりませんが、手巻き式時計を愛用する人は、それこそが醍醐味と感じる人も少なくありません。ゼンマイを巻き上げることで、時計に対する愛着が日毎に増していくのはもちろんのこと、何よりもその内部構造を肌で感じられることが愛される理由かもしれません。

手巻き式時計のメンテナンス性の良さ

手巻き式時計は、自動でゼンマイを巻き上げることはできませんが、その分内部機構はシンプルで、古典的な仕組みでできているものが多くあります。それは、機械式時計の歴史を感じさせてくれる魅力でもありますが、それだけではなく、メンテナンス面でも大きなメリットがあります。構造がシンプルだからこそ、自動巻き時計と比べて部品が少なく、そのため定期的に必要な、プロの手によるメンテナンスであるオーバーホールの費用が抑えられることが多いのです。また、ゼンマイを自分でまき上げるときの重さや固さで、時計の不調に早い段階で気づくことができるのも、大切な時計を長く使い続ける人にとっての重要な要素だと言えます。もしも故障や、部品の交換が必要になっても、構造のシンプルさゆえに、修理代が比較的抑えられることも大きな利点であり、長く使い続けられる理由の1つではないでしょうか。